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筋トレ用語解説:尺側手根伸筋
尺側手根伸筋とは、前腕の外側の筋肉で、手首を伸ばす動作に関与しています。上腕骨外側上顆から起始し、手関節背側橈骨遠位端および三角骨に停止します。尺側手根伸筋は、前腕回内位でより強く働き、手首を伸ばすだけでなく、前腕を外旋する役割も果たします。日常的な日常生活の動作やスポーツ活動において、尺側手根伸筋は手首の柔軟性と安定性に寄与しています。 -
「オールアウト」とは?筋トレにおける追い込みの重要性
オールアウトとは筋力トレーニングにおいて、筋肉が完全に疲労し、もう1回のレップ(反復回数)が不可能な状態を指します。この状態では、筋肉中のグリコーゲンが枯渇し、乳酸が蓄積します。この状態を「筋力破綻」とも呼び、筋肥大や筋力の向上に不可欠な筋繊維の微小損傷を促進します。オールアウトは、筋肉に強い負荷をかけ、限界まで追い込むことで達成されます。ただし、過度なオールアウトはケガや過剰トレーニングにつながる可能性があるため、適切な回復と栄養摂取が不可欠です。 -
筋トレでよく聞く「T-プッシュアップ」「グッドモーニング」とは?
T-プッシュアップの正しいフォームを知り、効果的にトレーニングしましょう。 1. 両手を肩幅よりやや広く開き、腕をまっすぐに伸ばし、床にプランク姿勢をとります。 2. 右手を胸の下に持っていき、地面に90度のT字形を作ります。 3. 左手を元の位置に戻し、右手を元の位置に押し戻します。 4. 左手でステップ 3 を繰り返し、胸を床に近づけ、肘を90度以上に曲げないようにします。 5. 両手でプランクの位置まで戻り、繰り返します。 -
尺側手根屈筋の働きと関係
尺側手根屈筋とは、前腕の内側にある筋肉で、手首を曲げる働きがあります。親指と人差し指を内側に曲げる役割も担っています。さらに、尺骨神経によって支配されており、この神経が損傷すると尺側手根屈筋の機能が低下することがあります。尺側手根屈筋は、日常動作において重要な筋肉であり、手首を曲げたり、物を握ったり、つまんだりする際に使用されます。 -
バランスボールバックエクステンションとは?長背筋を鍛える効果的な筋トレ
バランスボールバックエクステンションとは? バランスボールバックエクステンションとは、体幹を強化し、背中の長背筋を鍛えるエクササイズです。バランスボールの上にうつ伏せになり、足首をボールに乗せて体を安定させます。この状態で、腕を頭の上か胸の前でクロスさせ、体を持ち上げて腰を曲げ伸ばします。バランスボールの不安定性が体幹を刺激し、長背筋をより効果的に鍛えることができます。腰痛の予防や改善、姿勢の矯正などにも効果があるとされています。 -
オープンポーズとは何か?
オープンポーズとは、ある人物が他の人の行為や存在に備えている、リラックスした、受容的な姿勢です。これは、腕を開いたり、体の向きが他人に向けられたり、目が合ったりするなど、非言語的合図によって示されます。オープンポーズは、信頼性、誠実さ、親しみやすさを示すポジティブな信号と見なされます。 -
筋トレ用語『スタビライザー』って何?
-スタビライザーとは- 筋トレの世界でしばしば耳にする用語である「スタビライザー」とは、身体の安定性を保つ筋肉群のことです。主な役割は、運動中に正しい姿勢を維持し、関節を安定させることです。具体的には、脊柱起立筋、腹筋、内転筋、外転筋などがスタビライザーに含まれます。 -
筋トレ強度の秘密:1RM、3RM、10RMと最大挙上重量の違いとその効果
RM(アールエム)の基本 RM とは「レペティション・マキシマム」の略で、特定の重量を何レップできるかの限界値を表しています。簡単に言うと、その重さの限界まで何回挙げることができるかということです。RM は、トレーニング強度や進捗状況を測定するために使用されます。 RM は通常、パーセント表記で表されます。たとえば、「1RM」は、その重量を1回しか挙げられない重さを指し、「10RM」は、その重量を10回挙げられる重さを表します。一般的なRM の範囲は 1RM ~ 12RM です。 -
PNFストレッチで筋肉柔軟性アップ!
PNFストレッチとは、筋神経促通法に基づくストレッチ方法です。筋肉の収縮と弛緩を繰り返すことで筋肉の柔軟性を高めます。具体的には、伸びた筋肉に軽い抵抗を加えながら収縮させ、その後ゆっくりと伸ばしていきます。この動作を繰り返すことで、筋肉がより柔軟になり、可動域が広がります。PNFストレッチは、スポーツ選手やアスリートだけでなく、一般の人にも柔軟性を高め、けがの予防や姿勢改善に役立てることができます。 -
PFCバランスを徹底解説!筋肉作りに欠かせない栄養素の役割
栄養素の「PFCバランス」という言葉をご存知でしょうか?PFCバランスとは、エネルギーを生み出す3大栄養素であるタンパク質(Protein)、脂質(Fat)、炭水化物(Carbohydrate)が、それぞれの適切な割合でバランスよく摂取されている状態を指します。タンパク質は筋肉の合成に不可欠な成分であり、脂質はエネルギー源となり、炭水化物はエネルギー源としてだけでなく、タンパク質の合成を促進する役割も果たします。つまり、PFCバランスを整えることは、筋肉作りに欠かせないのです。 -
MRPとは?筋トレにおけるミールリプレイスメントパウダーの役割
MRPとは?MRPとは、「ミールリプレイスメントパウダー」の略で、栄養バランスが取れた粉末状の食品です。食事の代わりに摂取することで、手軽に必要な栄養素を補給できます。忙しい方や時間がない方、ダイエット中の方など、手軽に栄養をとりたい方に向いています。MRPには、タンパク質、炭水化物、ビタミン、ミネラルなど、人間に必要な栄養素がバランスよく含まれており、一食あたりのカロリーも調整されています。 -
BMIを理解しよう!筋トレとの関係とは
BMI(Body Mass Index)とは、身長と体重から算出される指標です。肥満度を表す国際的に認められた基準であり、肥満、過体重、普通体重、低体重などの分類に使用されます。BMIを計算する式は、体重(kg)を身長(m)の2乗で割ったものです。 -
BCAA(分岐鎖アミノ酸)が筋肉を作る!筋トレ効果と運動パフォーマンスを上げる摂取タイミング
BCAA(分岐鎖アミノ酸)とは、筋肉のエネルギー源として重要な役割を果たす、必須アミノ酸の一種です。ロイシン、イソロイシン、バリンの3つの成分からなり、筋肉の増強、回復、保護に不可欠です。これらのアミノ酸は体内で合成できないため、食事やサプリメントから摂取する必要があります。